身軽な暮らし
日々、身軽な生活を目指して物を捨てたり、シンプルにしたりしているのですが、そもそもは2012~2013年に行ったフランス留学がきっかけです。
それまでは、物の多い家庭に生まれ育ったため、当たり前のように物を抱えて生活していて、その生活に疑問を持つことはありませんでした。
しかし、初めての一人暮らし、しかも海外生活。
多くはない予算で揃えられる生活用品は限られているし、フランスに持っていけるものも10ヶ月後に持って帰れるものもわずかでした。
そこで自然と、「物を増やさない生活」「物を減らす生活」にシフトしていきました。
帰国を間近に控える頃には、「日本に帰ったらあれを捨てて、これを処分して・・・」というくらい、断捨離にハマっていました(その言葉は当時知らなかったのですが)。
ところで、フランスというと、とある書籍に代表されるように服を10着しか持たない人たちばかりだと思われるかもしれませんが、個人的には違うと思います。
お金持ちのことは知りませんが、少なくとも私の知る限り一般庶民の多くは真逆。
物持ちで、そして捨てない。
なので私のこのシンプル化は「フランス人の生活様式」に影響されたのではなく、「(期間と予算に限りのある生活という)必要に迫られて」と言ったほうが正しいのかもしれません。
帰国して5年になりますが、未だ冷めやらない捨て熱。
そして捨てるだけでなく、気が付いたら「ミニマル」な暮らしを意識するようになっていました。
追々、持ち物なども紹介していこうと思います。